経験がものを言うセントアンドリュース 第3Rで75の桂川は攻守の判断が難しかった…今田竜二氏


◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン 第3日(16日、英セントアンドリュース・オールドコース=7313ヤード、パー72)

 18位で出た桂川有人(国際スポーツ振興協会)は、第3ラウンドを2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算2アンダーの55位に後退した。米ツアー1勝の今田竜二氏が苦戦した要因を分析した。

 ×    ×    ×    ×

 桂川選手は良いティーショットを一日続けていました。経験がものを言うセントアンドリュースではそれだけでは十分ではなく、攻め、守りの判断が難しく、経験不足が出たかなという感じがします。5番ダブルボギーの場面もミスショットをしてからではなく、3、4打目と処理の仕方にミスが出ました。

 コースに対応するにはショットを真っすぐ打つだけでは難しく、少しフェアウェーを外れていた方が寄せやすい場面もあります。ピン位置から逆算したセカンドショットの方向、風向きなど状況を緻密に計算しなければなりません。メジャー独特の最終日の雰囲気を存分に楽しんでもらえたら今後につながると思います。(プロゴルファー)

最新のカテゴリー記事