◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン 最終日(17日、英セントアンドリュース・オールドコース=7313ヤード、パー72)
4打差3位から出た、キャメロン・スミス(オーストラリア)が64で回り、通算20アンダーで逆転でメジャー初優勝。米ツアー6勝目を飾った。これまでのメジャーでは20年11月に開催されたマスターズの2位が最高だった。スミスは10番から5連続バーディーを奪うと、最終18番もバーディーで締めた。
16年大会優勝、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が持つ20アンダーの大会最多アンダーパー記録に並んだ。同コースでは、2000年優勝のタイガー・ウッズ(米国)の19アンダーを塗り替えた。
65で回ったキャメロン・ヤング(米国)が19アンダーの2位で続いた。
首位タイから出たメジャー4勝のロリー・マキロイ(英国)は70で、18アンダーの3位。2打及ばず、14年以来の大会制覇、同年全米プロ以来8年ぶりのメジャー制覇を逃した。
マキロイと並び首位で出て、74のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が14アンダーで、67のトミー・フリートウッドとともに4位となった。
日本勢は、メジャー初出場の桂川有人(国際スポーツ振興協会)が5バーディー、1ダブルボギーの69と伸ばし、5アンダーの47位。昨年のマスターズ王者・松山英樹(LEXUS)は7バーディー、2ボギーの67と奮闘し、2アンダーの68位に順位を上げて、第150回の記念大会を終えた。