地元北海道出身の小祝さくら「いい位置でプレーしたい」21日から大東建託・いい部屋ネットL


18番、笑顔を見せる小祝さくら(カメラ・小林 泰斗)

18番、笑顔を見せる小祝さくら(カメラ・小林 泰斗)

 女子プロゴルフツアーの大東建託・いい部屋ネットレディスは21日から4日間、北海道・滝のCC(6560ヤード、パー72)で行われる。昨年開催されたGMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップが今年は行われずに先週は今シーズン開幕後、初めてオープンウィークとなったため、2週ぶりに日本女子ツアーの熱戦が繰り広げられる。

 北海道出身の小祝さくら(ニトリ)は20日、プロアマ戦に参加後、地元開催の大会に向けて「先々週(ニッポンハムレディス)も今週も地元で続いています。いい位置でプレーしたいですね」と、いつも通りの柔らかな表情で話した。オープンウィークだった先週は地元で練習を積みながらリフレッシュもしたという。「ホームコースでパットからショットまで修正しました。オフの日にはプロ野球の日本ハム戦とプロレスを見に行きました」と笑顔で明かした。

 今季これまで1勝で賞金ランク9位。まずまずの安定した成績を残しているが、賞金ランク3位だった昨季に比べると、やや物足りない。出身の北広島市はコースから車で約30分。昨年の今大会は21位。「ショットはボチボチです」。“ホーム2連戦”で小祝の躍進が期待される。

 今季早くも1億687万2000円を稼ぎ、賞金ランク1位の山下美夢有(加賀電子)は今大会に向けて「ここからが大事。去年は体重が落ちてしまったので。今年はとりあえず食べるようにしています。北海道では(名物の)スープカレーを食べました。ジンギスカンは苦手ですね」と笑顔を交えながら話した。

 今季11戦5勝で賞金ランク2位の西郷真央(島津製作所)、前戦のニッポンハムレディスで通算6勝目&今季2勝目を挙げて今季の賞金ランク3位の西村優菜(スターツ)は、米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、渋野日向子(サントリー)らと共に同週開催の世界メジャー、エビアン選手権に参戦するため、今大会は不在。

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