原英莉花が1打差3位の好発進で今季初優勝のチャンス 前半組がホールアウト


10番、ティーショットを放ち、ギャラリーの拍手に応える原英莉花

10番、ティーショットを放ち、ギャラリーの拍手に応える原英莉花

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第1日(21日、北海道・滝のCC=6560ヤード、パー72)

 出場120選手が60人ずつ前後半に分かれてプレー。濃霧のため、スタート時間が30分遅れ、前半組の全選手がホールアウトした。

 上野菜々子(コーナン)と若林舞衣子(ヨネックス)が67で回り、首位。原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)ら4人が68で1打差3位に続く。

 原英莉花は昨季は賞金ランク8位と躍進したが、今季は、ほけんの窓口レディース5位が最高で、ポイントのメルセデスランク64位、賞金ランク56位と伸び悩んでいる。173cセンチ、58キロの恵まれた体格で飛距離ランク6位(250・20ヤード)を誇るスケールな大きなゴルファーは夏の北海道で今季初優勝のチャンスを迎えた。

 アマチュアの六車日那乃が17番パー3でホールインワンを達成。70で回り、17位につけた。

 地元の北海道出身の小祝さくら(ニトリ)は後半組でプレー。4ホールを消化し、1アンダーとした。

 今季11戦5勝でメルセデスランク1位&賞金ランク2位の西郷真央(島津製作所)、前戦のニッポンハムレディス(7~10日)で通算6勝目&今季2勝目を挙げてメルセデスランクと賞金ランクともに3位の西村優菜(スターツ)は、米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、渋野日向子(サントリー)らと共に同週開催の世界メジャー、エビアン選手権に参戦するため、今大会は不在。

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