65の西郷選手はショット、パット良く、コースマネジメントもしっかり…諸見里しのぶさん


西郷真央

西郷真央

◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第4戦 エビアン選手権 第3日(23日、フランス・エビアンリゾートGC=6527ヤード、パー71)

 42位から出た西郷真央(島津製作所)は6バーディー、ボギーなしの65で通算8アンダーの15位に浮上した。古江彩佳(富士通)は71で7アンダーの22位、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は72で6アンダーの29位にそれぞれ後退した。西村優菜(スターツ)は4バーディー、1ボギーの68で29位。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が68で17アンダーで首位をキープした。

 日本ツアー通算9勝の諸見里しのぶさんが第3ラウンドの日本勢4人のプレーを振り返った。

 第3日はピンがとてもタイトな位置に切られていました。その中で芝目が強く、傾斜のあるグリーン。スコアを伸ばした西郷選手、西村選手はしっかりとパッティングを打ち抜くことができていた印象です。

 西郷選手はメジャーで成績を残すにはどうしたら良いのか、毎試合経験を重ね、吸収しているなと感じられました。持ち前のショットのキレで、ピンを攻めてきていましたし、コースマネジメントもしっかりできていたと思います。西村選手は3日間安定したショットを打っていて、距離感が素晴らしい。

 一方、畑岡選手は出だしの3連続ボギーから最終的には1オーバー、古江選手も2番のダブルボギーから耐えて、残り3ホールの2バーディーでイーブンとそれぞれ巻き返しました。両選手ともに我慢強さ、うまくいかない時でも粘りを見せてくれたと思います。(女子プロゴルファー)

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