藤田光里は初めておばさんとして臨む地元大会 「子供のパワーってすごい。元気をもらいます」


北海道meijiカップに向けてプロアマ戦で最終調整した女子ゴルフの藤田光里

北海道meijiカップに向けてプロアマ戦で最終調整した女子ゴルフの藤田光里

◆女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ プロアマ日(4日、札幌国際CC島松C=6557ヤード、パー72)

 地元・北海道の札幌市出身の藤田光里(AKRacing)は、プロアマ戦で最終調整し、伯母さんとなって初の地元大会で、後半戦浮上へのきっかけをつかむことを誓った。

 今年4月、妹・美里さんが結婚4年目で既に第1子が1年4か月になることを公表した。先週、その妹と2人で久しぶりにラウンドしたそう。27歳は伯母さんとなってからは、子供服などのプレゼントを買うなど「すっかり伯母さん活動をしています」と笑う。「妹の子供にも会えたので、楽しい時間を過ごせました。子供のパワーってすごいなと思います。元気ももらえますし」と力を込めた。

 東京五輪開催などの影響で、3年ぶりの開催となる大会に主催者推薦で出場する。中学1年から回り慣れたコースでもあるが、ツアーでは2014年の32位が最高成績だ。今年は3月の開幕直後に左足付け根を肉離れ。しばらくは歩行も困難でショット時に痛みもあり、レギュラーツアーは6戦連続で予選落ち中。「推薦を頂けて、またこのコースでプレーできてうれしかったです」と感謝した。

 高校2年生のアマチュアだった、2011年大会第2日の17番パー3では、自身初となるホールインワンを達成。meijiの板チョコレートを360枚ももらった甘い思い出も脳裏には刻まれている。「アマチュアの頃からお世話になっている大会なので、成績を残したい気持ちはあります。自分に頑張れる最大限の力を出したいなと思います」とうなずいた。

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