今田竜二氏、20歳・久常涼に太鼓判「球の高さ、ゴルフIQといった面からも米ツアーで十分活躍できる」


18番、通算9アンダーでホールアウトした久常涼は、同組のパトリック・ロジャースから祝福され笑顔を見せた(カメラ・今西 淳)

18番、通算9アンダーでホールアウトした久常涼は、同組のパトリック・ロジャースから祝福され笑顔を見せた(カメラ・今西 淳)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第3日(15日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 13位で出た久常涼(20)=SBSホールディングス=が65で回り、9アンダーで日本勢トップの8位に浮上した。プロゴルファーの今田竜二氏が第3日を解説する。

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 20歳と若い久常選手は世界に目を向けていて、それだけの身体能力、飛距離を兼ね備えています。日本では優勝こそないものの、しっかり成績を出しており、いつ勝ってもおかしくない。球の高さ、ゴルフIQといった面からも、米ツアーで十分に活躍できる選手といえるでしょう。

 今週話す機会があり、スケジュールについての助言もさせてもらいました。海外に行くというのが目標であれば、ZOZOや今後の欧州ツアー予選会に照準を合わせてみては、と話をしました。この舞台で3日目に65のスコアで回れたのは実力の証しです。22歳の中島選手も、18番のイーグルで気持ちよく終われたと思います。若い2人には、これから日本のゴルフを引っ張る存在として、早いうちに良い成績を残してほしいと期待します。(プロゴルファー・今田竜二)

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