米女子プロゴルフツアーの今季最終戦、CMEツアー選手権は17日から4日間、フロリダ州ティブロンGCで行われる。15日に24歳の誕生日を迎えた渋野日向子(サントリー)が開幕前に、大会を中継するWOWOWのインタビューで意気込みを語った。
まずは24歳の抱負を聞かれ、「まだあまり考えていないけど、とりあえずけがもなく生きていけたらいい」と笑顔。米ツアーでの1年目を締めくくる一戦へ「本当にいろいろ経験できたなという1年。まずはルーキーイヤーで、(出場者60人の)この場所に来られたことに対して、いい風に捉えたい。(ツアーは)すごくやりがいのある場所で、もっともっと強くなりたいと思わせてくれるような環境」と前向きに語った。
今後に向け伸びしろを感じており、「マネジメントの勉強であったり、100ヤード以内の精度をもっとレベルを上げられると思う。グリーン上でも、もっと何とかできる。全てにおいてレベルアップしないといけないので、引き続きやっていくことは一緒」と気を引き締める。今大会については「初めてフロリダに上陸したけど、グリーンの芝がスコットランドに似ているかなと思う。芝目が強いと感じる。チャンスについたところで、しっかりバーディーを取れるゴルフができたらいい」と話した。
ツアー最高額の200万ドル(約2億8000万円)の優勝賞金をかけたビッグトーナメント。獲得した場合の使い道を問われると、「LPGAのオフィシャルでも聞かれたけど、お菓子に。駄菓子屋で何か買いたい」と笑った。
また、日本ツアー最終戦のメジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯(24日開幕、宮崎CC)に出場登録を済ませ、日本女子プロ協会の出場リストに名を連ねた。