昨年覇者・原英莉花、ヒョウ柄ウェアで「攻撃的」意識で一時首位も「後半何やっちゃってんの…」暫定24位


10番、ヒョウ柄ウェアでティーショットを放つ原英莉花(カメラ・谷口 健二)

10番、ヒョウ柄ウェアでティーショットを放つ原英莉花(カメラ・谷口 健二)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第1日(17日、愛媛・エリエールGC=6575ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、昨年大会覇者の原英莉花が序盤の4連続を含む5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、2アンダーでホールアウト。後ろの組はまだプレー中だが、ホールアウト時点で暫定24位につけている。「後半は流れが良くなかったですね。ティーショットから左にいくことが多くて。17番からアライメントが左にずれてきた」と悔しげに振り返った。

 スタートホールの10番から約2メートル半につけるバーディーを奪い、そこから4連続バーディーで伸ばした。一時、首位に立ったが、後半に失速。3番でボギーをたたき、6番パー4では2打目を打つ前にトイレに寄って急いで戻った。「ささっと打ってしまった」とミスになりバンカーへ。バンカーショットは「寄るイメージがなくて緩んでしまった」といい、グリーンに乗せられず、4オン、2パットのダブルボギーでスコアを落とした。

 次週の最終戦のメジャー、JLPGA杯ツアー選手権リコー杯(宮崎)の出場資格獲得へ、現在メルセデス・ランク33位のボーダーラインギリギリに立っている。「ここで終わりたくない」と、この日はヒョウ柄のウェアで「攻撃的なゴルフ」を意識し、その気持ちを貫いた。それだけに「後半何やっちゃってんの…(自身が)許せないです」と悔しさがにじむ。「難しいコース。一打、一打集中して明日は頑張りたい」と上昇を誓った。

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