岩崎亜久竜、チャージ不発で4位後退「パターに苦しんだ一日だった」


最終18番、ホールアウトした岩崎亜久竜(カメラ・竜田 卓)

最終18番、ホールアウトした岩崎亜久竜(カメラ・竜田 卓)

◆報知新聞社主催 国内男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第3日(3日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 3位から出た岩崎亜久竜は5バーディー、4ボギーの69とスコアを伸ばしきれず、8アンダーで3打差4位に後退。初優勝を最終戦メジャーで目指す24歳は「ショットはまあまあ良かったが、パターに苦しんだ一日だった」と悔しそうに話した。

 前半で2つ落とす苦しいゴルフも、後半に3バーディー。2連続バーディー後の15、16番でも、3~4メートルのチャンスにつけたが「入れたかった。ライン読みが(合わなかった)」とパーに終わり、猛チャージはならなかった。今季はトップ10が10度で、うち2位が3度と惜しい戦いが続く。

 獲得賞金は約9407万円で4位。この大会で4位(約621万円)以上なら、73年のツアー制施行後、谷口徹(01年)、片山晋呉(09年)に続き3人目の未勝利で年間1億円超え達成となる。国内賞金のみで大台到達なら史上初。それでも、何よりも優勝を欲する男は「一打一打に集中したい」と決意を込めた。(岩原 正幸)

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