小平智 17番痛恨ボギーで5位 来場した闘病中の父に「いいところを見せたかった。そこが一番悔しい」


8番、ティーショットを放つ小平智(カメラ・今西  淳)

8番、ティーショットを放つ小平智(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 国内男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 最終日(4日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 首位で出た2018年大会覇者の小平智(Admiral)は2バーディー、3ボギーの71と伸ばせず、通算10アンダーの5位だった。「17番が勝敗を分けた。そこまでは優勝争いをできたが、17番だけです」と振り返った。

 優勝した谷原秀人に1打差で迎えたチャンスホールの17番パー5で、痛恨のボギーを喫した。217ヤードの第2打を5アイアンでグリーン奥のバンカーに入れ、第3打は右にキックしグリーン奥にこぼれた。「グリーン回りのバンカーショットが今週初めてで感じをつかめていなかった。ギリギリを狙ったので悔いはない」と話した。

 18番パー3はグリーン左から寄せてパーで締め「今年の終わりにパーを取れて終われたので、気持ちはそんなに悪くない」。優勝争いを来季につなげていく。闘病中の父・健一さんが来場し、18番グリーンで見守った。「いいところを見せたかったが、見せられなかった。そこが一番悔しいです」と口にした。

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