中島啓太は最終9番でイーグル逃すも66で32位浮上「逃げるようなショットはなかったので、リベンジはできた」


中島啓太

中島啓太

◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 第3日(14日、米ハワイ州ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)

 46位で出た中島啓太(フリー)は4バーディー、ボギーなしの66で通算7アンダーの32位に順位を上げた。連覇を狙う松山英樹(LEXUS)は65で8アンダーの25位。ヘイデン・バックリー(米国)が64をマークし、15アンダーで4位から首位に浮上した。

 中島は10番から出ると、前半に2バーディーを奪った。5番で1・5メートルのバーディーを決めると、最終9番パー5はピン5メートルに2オン成功。イーグルパットを打つ前にボードで松山のスコアを確認した。「沈めたら(松山)先輩に追い付ける」と気合を込めて打ったが決まらず、悔しさをにじませた。

 アマチュアで出場した昨年は、5位で決勝ラウンドに進んだが、第3日に72と崩れた。「去年の3日目に悔しい思いをした。しっかりリベンジできるように」と臨んだこの日、66の好スコアで回り「去年のような逃げるショットはなかったので、リベンジはできたと思う」と胸を張った。最終日へ「もっと上位で回りたい。(1打差にいる松山)先輩のスコアを意識しながら頑張りたい」と上を見据えた。

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