マスターズ第2日は雷雲接近で中断&再開 2年ぶりV奪回を目指す松山英樹は5番を終えて10打差暫定20位、比嘉一貴は55位


松山英樹

松山英樹

◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第2日(7日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7545ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)7日=岩原正幸】現地時間午後3時過ぎに、「雷雲接近のため」中断に入った。10年連続12度目の出場の松山英樹(LEXUS)は、6打差26位で出て5番までを1バーディーで回り、通算2アンダー。首位と10打差の暫定20位につけている。

 分厚い雲が垂れ込める中、任成宰(韓国)、キャメロン・スミス(オーストラリア)とともに最終組でティーオフ。1番はドライバーでフェアウェー右へ。第2打はピン左12Mへ運んだ。バーディーパットは惜しくもショートし、パーで滑り出した。

 2番パー5は、グリーン右手前のバンカーからの3打目をピン左2・4Mへ。バーディーパットを慎重に沈めた。3番パー3は、アイアンでティーショットをフェアウェー右へ。アイアンでの第2打をピン右下8Mにつけ、1・2Mのパーパットを沈めた。

 4番パー3は、アイアンでの第1打をグリーン右へ外す。残り17ヤードからの2打目をベタピンに寄せて“お先のパーセーブ”。5番はドライバーでフェアウェー中央へ。アイアンでの2打目はピン上14Mへ。バーディーパットは惜しくもカップ右に外れてパー。

 6番パー3はアイアンでの第1打をピン右6Mへ。この直後に、雨脚が強くなって、雷雲接近による中断を告げるホーンが鳴った。選手たちは各ホールの近くの車の中で待機。約20分の中断を経て、プレー再開となった。

 メジャー4勝でLIVゴルフを主戦場とするブルックス・ケプカ(米国)が、通算12アンダーの暫定首位に浮上している。比嘉一貴は12番までを2バーディー、2ボギーで回り、4オーバーの55位につけている。

最新のカテゴリー記事