◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第３日（８日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルＧＣ＝７５４５ヤード、パー７２）
【オーガスタ（米ジョージア州）８日＝岩原正幸】前日サスペンデッドとなった第２ラウンドの残りと第３ラウンドが行われ、午後３時１５分に大雨のために中断。天候の回復が見込めず、そのまま順延が決定した。
２０２１年大会覇者で、９差１６位で第３ラウンドを出た松山英樹（ＬＥＸＵＳ）は１１番までで２バーディー、１ボギー、１ダブルボギーと１つスコアを落とし、通算２アンダー。首位と１１打差の１７位となっている。
第３ラウンドは１番パー４で、グリーン左のバンカーに捕まってボギーが先行。２番パー５は、ピン右下からまさかの４パットを喫してダブルボギー。８番パー５は３オン１パットで伸ばした。１０番はアイアンでピン下３Ｍにつけてバーディー。１２番パー３のアイアンでの１打目をピン右２Ｍにつけた時点で、雨脚が強まって中断のサイレンが鳴った。
メジャー４勝で、サウジアラビア政府系ファンドが支援する高額賞金ツアー「ＬＩＶ招待」を主戦場とするブルックス・ケプカ（米国）が、１３アンダーで暫定首位を走っている。２１年全米オープン覇者で世界ランク２位のジョン・ラーム（スペイン）が４打差の暫定２位で追う。昨年の全米アマチュア王者のサム・ベネット（米国）は、６アンダーの暫定３位となっている。
大会５勝で大会記録に並ぶ２３大会連続予選突破を果たしたタイガー・ウッズ（米国）は、１０番から出て寒さでショットに苦しみ１６番まで終えて２ボギー、２ダブルボギーと６つスコアを落とし、９オーバーの暫定５４位となっている。