◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(4日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)
昨年の全米女子アマチュア選手権覇者で、大会初出場の馬場咲希(代々木高3年)は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77で5オーバーの暫定96位と出遅れた。
出だしの10番でボギー。12番パー5は、第3打が傾斜でグリーン手前に戻り、ここから4オン3パットのダボ。後半も2つスコアを落とした。「ずっとショットに悩んでいる感じで、それが出てしまった。スイングのリズムがずれていて、振り切ろうと思っていても振り切れない。アプローチでカバーしようとしたけど、メジャーのセッティングで難しかった」と肩を落とした。
そんな中でも、17番パー5では自慢の飛距離を生かして6メートルに2オンさせるバーディーでギャラリーを沸かせた。「1打目も2打目も振り切った感じで、真っすぐ行って良かった」と笑みを浮かべた。
小学生の時に、9年前の大会を観戦した思い出の試合でもある。6年ぶりに1万人を超える大ギャラリーが詰めかけており「見る立場だったのに、こうやって出る方になっているのはすごくうれしい」。巻き返しを目指す第2日に向け「ショットの悪さをカバーできるように、ショートゲームで頑張りたい」と意欲。ラウンド後は多くのファンのサインの求めに応じ、アマチュアの枠を超えた人気ぶりを見せていた。