馬場咲希 グリップの持ち方変更で予選通過の目標達成、残り2日間へ「どんどん、いい調子で行けるように」


13番、バンカーから2打目を放つ馬場咲希(カメラ・中島 傑)

13番、バンカーから2打目を放つ馬場咲希(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(4日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 昨年の全米女子アマチュア選手権覇者のアマチュア・馬場咲希(東京・代々木高3年)が3バーディー、5ボギーの74、2日間で7オーバーながら29位でアマで唯一予選を通過した。大会前から「調整がうまくいっていない」とショットの打ち方に悩みを抱え、右手とグリップに空間がある感覚があったため、前日から「左手の親指の位置を変えてみて、グリップが密着する感じで持ってみた」。

 グリップ変更が奏功し、1番でバーディー発進に成功。パー5の5番も自慢の飛距離でバーディーを奪い、前半9ホールをこの日の目標通り、イーブンパーで回った。トータルでは2オーバーという結果になったが「楽しくラウンドできた」と充実の表情を見せた。

 カットラインのスコアは「15番から意識し始めた」。今大会の目標であった予選通過を達成し、自然と笑みがこぼれた。大会ベストアマチュアの座は確定も、残り2日間へ向け「明日は今日よりも良く、最終日は3日目より良く。というふうにどんどん、いい調子で行けるように頑張ります」とさらなる高みを見据えた。

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