宇喜多飛翔、2位で予選通過 ライバルの蝉川泰果に「負けてたまるか」…ゴルフパートナー・プロアマ第2日


宇喜多飛翔

宇喜多飛翔

◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ 第2日(19日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、パー70=、同西C=6544ヤード、パー70=)

 首位発進の宇喜多飛翔(つばさ、大阪学院大)が5バーディー、1ボギーの66で回り決勝ラウンドに駒を進めた。昨年の日本学生ゴルフ選手権で優勝し、プロ転向をしたルーキーがツアー初優勝を狙う。

 5バーディーを奪ったが「パーをつなげることを意識していた」という。6番では残り30ヤードの2打目を50センチにつけバーディー。「取れるところをしっかり取れたので良かった」と自分でも納得の様子だ。

 リベンジを狙うライバルがいる。プロとして初参戦ツアー「関西オープン」では初日に首位発進ながら3日目にスコアを落とし3位に終わった。そのとき逆転を許したのが、同じく2位につけている蝉川泰果(フリー)だ。当時のことは気にしていないが「負けてたまるか」と闘争心を燃やしている。日本学生選手権で優勝した際は1学年上の蝉川も出場し、18位に終わっている。ほかにも大学時代何度か対戦はしているが「あんまり人のことを気にしていない」と勝敗は覚えていないという。

 アマチュア時代から「3日目に崩れることが多い」という。鬼門となっている3日目は「ドライバーでがんがん行きたい」と攻めの姿勢を見せる。16日に22歳の誕生日を迎えたばかりの、大学生プロがツアー初優勝へ向けて羽ばたく。

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