◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス プロアマ(24日、静岡・グランディ浜名湖GC、6500ヤード、パー72)
大会連覇を狙う小祝さくら(ニトリ)が自身初の連覇へ「まだ連覇したことないので、目指して頑張りたい」と意気込みを語った。同コースは19年大会でプレーしているが「全然覚えていない」と新鮮な気持ちで4日間戦う構えだ。
ショットの調子が安定せず「良いときと悪いときの差が激しい。試合やってみないとわからない」と不安げな表情を見せた。今大会で単独3位以上なら、生涯獲得賞金が5億円を突破するが「意識していない」。だが好成績の場合にご褒美に「ヘアアイロンや体重計が欲しい」と素朴な笑顔も見せた。最近では、25万円の電動自転車を購入し、練習や買い物に利用しているという。
21日の夜には、米国から帰国中の勝みなみ(明治安田生命)とホームパーティーを楽しんだ。海外メジャーの全米女子オープン(7月6~9日、米カリフォルニア州ペブルビーチGL)の話題も上がった。現状では出場資格がない小祝がそのことを明かすと「えー、出られないの!?」と驚かれたという。出場資格は開催直前まで確定しないこともあり「ギリギリすぎると予約が難しい。余裕がある状態で(資格が)下りてこないと厳しいかな」と複雑な心境を明かした。
「優勝しちゃえば確実になる」。全米女子オープンへの出場権を得るためにも、大会連覇と世界ランクアップの両方をつかみにいく。