◆男子プロゴルフツアー ASO飯塚チャレンジド 開幕前日(7日、福岡・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72)
石川遼(カシオ)は今週の3大テーマに、「スイングの調整」「フェアウェーからの長いクラブ」「ウェッジの精度」を掲げた。「ガンガン行ってどっちに転ぶかというよりは、なるべく少ないボギーの数でバーディーをいくつ取っていけるかという感じのプレーを目指したい」。次週の海外メジャー、全米オープン(15~18日、カリフォルニア州ロサンゼルスCC)を見据えつつ、4日間を戦う。
前週のBMWツアー選手権森ビル杯で、今季初の予選落ちを喫した。週末はトレーニングを中心にしっかりと練習を積んできた。昨年大会の優勝スコアは23アンダーと伸ばし合いのコースで、ティーショットでドライバーを握るホールは「けっこう少ない」という。
「今回はセカンドが多少長いクラブになってもいいので、そこからスコアをどうやって作っていくか。残ったセカンドから、どれくらいボギーを打たずにバーディーを取れるかっていうチャレンジになっていく」とプランを描いた。
「基本的には全米オープンがあってもなくても、やることは変わらない」としつつ、「来週は久しぶりの大きな舞台。今週からできることをやっていこうかな、という感覚でいる」と意気込んだ。2年ぶり7度目の挑戦となる大会へ、手応えとともに海を渡る。