山下美夢有 通算18アンダーで2位 自身初の大会連覇逃すも6戦連続トップ10入り


5番、バーディーパットを決めてギャラリーの拍手に応える山下美夢有 (カメラ・馬場 秀則)

5番、バーディーパットを決めてギャラリーの拍手に応える山下美夢有 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 最終日(11日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 昨季年間女王で前回大会覇者の山下美夢有(加賀電子)は、4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算18アンダーの2位でフィニッシュした。「結構、惜しいパットがたくさんあって…入らなかったです」と悔やしがったが、初日から課題に挙げていたショットに改善が見え「今日が一番ショットが良くて、いいリズムで回れた。フェアウェーキープ率、全(14)ホールでできたので良かったと思います」とうなずいた。

 前回大会は、最終日を4打差4位から出ての逆転優勝。この日は、5打差の2位から自身初の大会連覇を狙ったが及ばず、今季4勝目はお預けとなった。しかし、2週連続優勝後は「リシャール・ミルヨネックスレディス」で3位、今大会2位など、6戦連続でトップ10入りと好調をキープ。メルセデス・ランキングでも1位を走る21歳は「疲れも出てくるころなので、しっかりケアをして、また来週から頑張りたい」と、次戦へ向けて気持ちを切り替えた。

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