◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米オープン 第1日(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルスCC=7252ヤード、パー70)
メジャー2勝目を狙う、11年連続出場の松山英樹(LEXUS)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、2オーバーの暫定82位でホールアウトした。トップとは10打差。
松山はメジャー出場42試合目で、日本男子では歴代2位の青木功に並ぶ記録となった。日本勢最多は尾崎将司の49試合。ブルックス・ケプカ(米国)、ロリー・マキロイ(英国)との同組でスタート。1番パー5で、ティーショットを左のバンカーに入れ、4オン2パットのボギー発進とした。3番は第2打を1メートルにつけるバーディーでスコアを戻した。6番では1メートル強の好機もバーディーパットがカップを抜けた。前半は1バーディー、1ボギーで折り返した。
後半の11番パー3で、5アイアンの第1打を手前のバンカーに入れ、3オン2パットのダブルボギーをたたいた。13番で第2打をバンカーに入れ、ボギー。15番パー3で1・5メートルにつけバーディーを奪った。
石川遼(カシオ)は5バーディー、4ボギーの69で1アンダーで暫定25位。桂川有人(国際スポーツ振興協会)も1アンダーの69。永野竜太郎(フリー)は1オーバーの71となった。
リッキー・ファウラー、ザンダー・シャウフェレ(ともに米国)が8アンダーの62をマークし、暫定首位に立っている。
主催の米国ゴルフ協会は14日、優勝賞金が360万ドル(約5億400万円)でメジャー史上最高額になると発表した。賞金総額も過去最高の2000万ドル(約28億円)。昨年は優勝315万ドル、総額1750万ドルだった。
石川遼(2年ぶり7度目の出場で1アンダー発進。中継インタビューで)「難しいコースではあったが、フェアウェーキープできると一気にチャンスになるホールも設けられていた。自分がいいティーショットを打ったり、いいセカンドショットを打っていくとチャンスがもらえるコンディションだった。そんなに悪いゴルフではなかった。結構自分の持ち球で攻めていくことができた。もう少しアイアンショットの部分で、うまく合わせたかった。17番のパーが今日は大きかった」