◆男子プロゴルフシニアツアー スターツシニア 第1日(16日、茨城・スターツ笠間GC、6894ヤード、パー71)
5月に行われた全米プロシニアで10位の宮本勝昌(50)=シーミュージック=が7バーディー、1ボギーの65で首位発進した。イメージ通りのショットが打てずに苦しむ場面もあったが、「調子があまりよくない今の状態では90点ぐらいは出し切れた」と自己採点。秋葉真一(57)=関文グループ=、D・スメイル(53)=ゴルフ問屋JOGS=もこれに並んだ。
レギュラー、海外、そしてシニアをかけ持ちして活躍中の宮本。その秘けつを「他の選手ではなく、対コースを心掛け、常にコンディションを考えながらプレーすること」と明かした。全米プロシニアでも2日目まで首位争いを演じたが「自分が良いプレーをすれば、ああいう大舞台で世界的なプレーヤーたちを相手に上位争いができる」と意気込むと、「年間でも上位3位にならないと来年のメジャーに出られないので、気にしながらプレーしたい」と、シニア初優勝に向けて闘志を燃やした。