◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米オープン 第3日(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルスCC=7252ヤード、パー70)
米ツアー5勝でメジャー初制覇を狙う34歳のリッキー・ファウラー(米国)と、29歳でツアー1勝のウィンダム・クラーク(米国)の2人が通算10アンダーの首位に並んだ。
ロリー・マキロイ(英国)が1打差の9アンダー3位で続き、スコッティ・シェフラー(米国)が7アンダーの4位となった。
日本勢は初出場の永野竜太郎が12位から出て1イーグル、3バーディー、3ボギーの68で回り、4アンダーの8位で最上位となった。松山英樹(LEXUS)は67と伸ばし、2アンダーの12位に浮上した。
桂川有人(国際スポーツ振興協会)は75で、5オーバーの50位。石川遼(カシオ)は78で、10オーバーの65位に後退した。
永野竜太郎(5月の日本地区最終予選を通って初出場。68で回り、8位で最終日へ)「バーディースタートから、8番でラッキーなチップイン(イーグル)もあり、フロントナインは本当によく回れた。バックナインの方が難しいので、苦労してパーを取っている部分もあった。最後3ホールで少しバタついたが、トータルで見ればすごく良いラウンドだった。(初日、2日目に比べて)フェアウェーはだんだん硬くなっていて、グリーンも日に日に硬くなり、茶色くなっている部分も出ている。キャリーで落とす場所をすごく考えさせられるピン位置であったり。いいショットを打てば、ちゃんと寄るので、縦の距離感をすごく考えさせられる。(全米オープンの舞台を)めちゃくちゃ楽しんでいます。やっぱりセッティング自体もタフなので、どうやったら今の自分が1ホール1ホールこなしていけるか、トライできていけるかを考える部分では、疲れ方がちょっと違う。すごくポジティブな疲れなので、やってて楽しいというのはある」