日本勢最上位の永野竜太郎、75で20位後退も「初めてこの舞台に立てて充実したいい一週間だった」


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米オープン 最終日(18日、米カリフォルニア州ロサンゼルスCC=7252ヤード、パー70)

 29歳のウィンダム・クラーク(米国)が70で回り、通算10アンダーで5月のウェルズ・ファーゴ選手権に続くツアー2勝目、メジャー初制覇を飾った。70のロリー・マキロイ(英国)は1打差の9アンダー2位。8位から出た永野竜太郎(フリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75で回り1オーバーで日本勢最上位の20位で終えた。

 〇…永野は第2打を左に曲げた5番で初ボギーを喫すると、8番パー5で第3打をグリーン右奥の草むらに打ち込み、ダブルボギー。前半に4つスコアを落とすなど、75で最終日を終えた。国内ツアー未勝利で大会初出場ながら、20位と健闘。試合後の中継インタビューでは「初めて全米オープンの舞台に立てて充実したいい一週間だった。日に日にギャラリーも増え、これが全米オープンなのかという雰囲気で、一週間プレーできたのはすごく良かった。先週から実際に入ってプレーし、コースも素晴らしかった。今日は5オーバーしてしまったが、トータルで見れば(自分の力を)出せたほうだと思う。また日本の試合に向けて、いい準備をしたい」と前向きに話した。

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