◆女子プロゴルフツアー ミネべアミツミレディス 第2日(7日、北海道・真駒内CC空沼C=6420ヤード、パー72)
前週の資生堂レディスでツアー初優勝を飾った19歳の桜井心那(ここな、ニトリ)は5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算2アンダーで45位から17位に順位を上げた。「すごい良かった感じもなくて、終わってみて『4アンダーだったんだ』という感じ」と首をかしげるように振り返った。
「ショットで全然チャンスを作れなくて、5メートルぐらいのパットが何個か入ってくれた」という一日だった。前半12番パー5は100ヤードの第3打を1メートル弱に運び、13番では95ヤードの第2打を1メートルにつけて連続バーディー。課題の一つに挙げている100ヤード以内でスコアを伸ばし、「ここはうれしかった」と頬を緩めた。
後半に3つ伸ばせた要因について問われると、「特にないです。勝手に気づけば伸びていました」と元気よく笑った。午後より午前の方が集中力が増すという19歳。「ガツガツ行けるような調子ではない。今日みたいにスコアを意識しないで、良いショットを打つことにフォーカスを当てていきたい」。2週連続優勝へトップとの6打差を追う。