19歳アマの都玲華 4位で最終日へ「ここまで来たら上を目指したい」


2番でティーショットを放つアマチュアの都玲華 (カメラ・頓所美代子)

2番でティーショットを放つアマチュアの都玲華 (カメラ・頓所美代子)

◆女子プロゴルフツアー  ミネべアミツミレディス 第3日(8日、北海道・真駒内CC空沼C=6420ヤード、パー72)

 アマチュアで19歳の都玲華(JクラシックGC)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算6アンダーで4位を守った。「基本的にチャンスが少なくて耐えるゴルフだった。爆発的にスコアを伸ばすことは厳しいかなと思っていたので、一つでも二つでもという感じで一打に集中した」と3日目を振り返った。

 2番で1メートル半のパーパットを沈め、3番パー5ではピン右上2メートル半の下りフックラインのバーディーパットを読み切った。7アンダーで首位に並んだが、5番パー3での3パットのボギーで後退した。「朝からアドレスに違和感がある状態で、探りながらだった。一番パワーが伝わる場所を探しながらラウンドした」という一日。ショットの合間にアドレスでの前傾姿勢などを確認しながら、最善を尽くした。

 「感触が、ようやく少しよくなった」という12番パー5で、第3打を1メートルにつけ、この日2つ目のバーディーを奪った。パーを重ねて迎えた終盤。17番パー3で第1打をグリーン右手前に外し、6メートル近いパーパットを残してボギーを喫した。「普段と違って洋芝のラフで、なかなか普通に寄せるっていうことが難しかった」と悔しがった。

 トップとの差は5打に開いたが、上位で最終日を向かえる。「ここまで来たら上を目指したいけど、ガツガツ攻めるだけではダメだと思うので、守るところをしっかり守って、攻めるところをしっかり攻めたい。これからショットの調整をして、明日にしっかり備えて挑みたい」。自分と向き合いながら、より高みを目指していく。

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