中島啓太は1アンダー発進 「明日しっかり伸ばして、いい位置で週末できるように」…日本プロ選手権第1日


18番ティーショットを放つ中島啓太(カメラ・今西 淳)

18番ティーショットを放つ中島啓太(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 第1日(27日、北海道・恵庭CC=7441ヤード、パー72)

 今季1勝で賞金ランク首位の中島啓太(フリー)は5バーディー、4ボギーの71で回り、1アンダー発進。10番から出て、前半9ホールは3バーディー、4ボギーと出入りの激しいゴルフも、後半の1番と9番パー5でバーディーを重ねた。

 「後半アウトコース(1~9番)は今週初めてプレーした中でボギーフリーでバーディーを2つ取れて、まずはアンダーパーで回れて良かった」と振り返った。前週のメジャー、全英オープン(予選落ち)を終えて、23日に帰国。25日にコース入りし、練習のみ行い、時差ぼけのあった前日はインコースの9ホールのみラウンドした。

 「今日(昨晩)はしっかり寝られた。体の疲れは感じていないので、ボールもよく飛んでいて、いつも通りの自分だと思う」。英国と比べての環境の違いについて「もちろん暑くて汗もかいて苦しいけど、風の読み方が違う。向こうは一定の方向から吹いていたが、今日はいろんな方向から回っているようで、そこが難しかった」と分析した。

 大会初出場で国内メジャー初優勝を狙う23歳は、第2日以降に向け「メジャーでそんなにスコアは伸びていないので、もっと混戦になると思う。明日しっかりスコアを伸ばして、いい位置で週末できるように頑張りたい」と力を込めた。

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