熱戦の楽天スーパーL、2日連続で雷雲接近のため中断…ツアータイ記録8連続バーディーの小祝は18番第2打まで終了


2番、セカンドショットを放つ小祝さくら(カメラ・渡辺 了文)

2番、セカンドショットを放つ小祝さくら(カメラ・渡辺 了文)

◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 第2日(28日、兵庫・東急グランドオークGC=6636ヤード、パー72)

 最高気温が34度に達し、まさに「熱戦」が続く第2ラウンドは、午後3時49分に雷雲接近のため、第1日から2日連続で中断となった。

 53位からスタートした小祝さくら(ニトリ)は、4番から11番まで8連続バーディーを奪い、ツアータイ記録をマーク。通算10アンダーで首位と1打差2位まで浮上した。18番パー5の第2打をグリーン右サイドのバンカーに入れた時点で中断となった。

 小祝は1番でバーディー発進。2、3番をパーとした後、4番から6連続バーディーで、前半のハーフで7バーディー、ボギーなしの29をマーク。後半も勢いは止まらず、10番、11番でもバーディーを重ねて、11年スタンレーレディス第3ラウンドで諸見里しのぶがマークした8連続バーディーに並んだ。12番パー3で約7メートルのバーディーパットが惜しくも決まらず、新記録は逃した。

 初日、小祝は10番からスタートし、10番と13番でダブルボギーを連発。4オーバーと大きく出遅れ、その時点で最下位に沈んだ。しかし、その後、6バーディー、1ボギーと立て直し、初日を1アンダーの53位で終えた。そして、第2日に驚異のバーディーラッシュ。最下位から優勝争いに加わった。いい流れのままにホールアウトしたいところだったが、18番グリーン近くまでゲームを進めながら中断となった。

 12ホールを消化した宮沢美咲(HESTA大倉)が通算11アンダーで首位。ホールアウトした吉田優利(エプソン)と桑木志帆(岡山御津CC)、17番まで消化した小祝と鈴木愛(セールスフォース)が1打差2位に続く。

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