渋野日向子は16位 次週全英へ「しっかり戦えるように頑張りたい」


◆米女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 最終日(6日、英ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72)

 6位で出た2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(サントリー)は1イーグル、2バーディー、4ボギーの72と伸ばせず、通算7アンダー16位で大会を終えた。

 ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「スタートからちょっと慌ただしい感じだったので、すごく苦しいラウンドではあった。チャンスにつく回数も後半の方は多かったので、それが入ってくれればというなかで、なかなかアンダーにすることができなくて、すごく悔しい」と振り返った。

 1番から3連続ボギーとスタートとでつまずいた。5番パー5では第2打でピン右3・5メートルを捉え、イーグルを奪う見せ場も作った。後半は惜しいバーディーパットが続いたが、前日の第3Rでダブルボギーを喫した15番パー3で5メートルをしっかりと打ち切り沈め、「昨日散々だったので、あそこで(バーディーを)取れて良かった」。

 初日、2日目と首位を走った大会で上位フィニッシュはならなかった。「2日間すごくいいゴルフができていたなかで、3日目に本当に悔しいラウンドをしてしまった。今日はなんとか伸ばせたらと思っていたが、それもできずにすごく残念」と決勝ラウンドのプレーを悔やんだ。

 前週のエビアン選手権で日米通じて6試合ぶりの予選突破を果たし、今大会はトップで週末を迎えるなど、復調傾向にある。次戦は19年に優勝し、昨年は3位に入ったメジャー最終戦のAIG全英女子オープン(10~13日、ウォルトンヒースGC)。「いいゴルフが出来た日もあったので、前向きに臨めるんじゃないのかなと少しは感じている。しっかり戦えるように頑張りたい」と意気込みを語った。

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