菊地絵理香が3人によるプレーオフ制し、通算6勝目 最終日POのみはツアー6例目…ニトリレディス


優勝副賞のゆめぴりか1年分の米俵に抱き着く菊地絵理香(カメラ・小泉 洋樹)

優勝副賞のゆめぴりか1年分の米俵に抱き着く菊地絵理香(カメラ・小泉 洋樹)

◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 最終日(27日、北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)は雷雲接近による中断後、天候の回復が見込めないため中止となり、第3Rの終了時で通算9アンダーの首位に並んだ3人によるプレーオフ(PO)が行われ、菊地絵理香(ミネベアミツミ)がパーをセーブし、昨年の大東建託・いい部屋ネットレディス以来の6勝目を飾った。地元の北海道では同大会に続く2勝目。

 敗れた申ジエ(韓国)、岩井明愛(あきえ、ホンダ)が2位タイ。POは17番パー3(実測168ヤード)で行われた。

 ◆悪天候等の場合の優勝者決定方法(抜粋)

 ▼ツアー規定の第9章・第44条―1 悪天候等により競技の開始又は続行が不可能と競技委員会が判断し、当該競技の本戦の最終日の競技が中止となった時に第1位の者が複数いた場合は、可能な限り即日プレーオフを行い、優勝者1名を決定する。

 ◆最終日POのみは6例目 最終ラウンドを中止し、プレーオフのみを実施するのはツアー制度を施行した1988年以降で6例目。2021年の富士通レディース以来だった。今大会は規定により賞金ランクへの加算は75%に減額され、菊地は1350万円を獲得。メルセデス・ランクのポイント配分は短縮の場合も変更はない。4位以下は前日までの成績。

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