地元の北海道で通算10勝目を目指す小祝さくらは1打差3位 首位の鈴木愛、桜井心那と好勝負


2番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・小泉 洋樹)

2番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・小泉 洋樹)

◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第2日(2日、北海道・ゴルフ5C美唄C=6472ヤード、パー72)

 強い風雨に見舞われた第1ラウンドと一転、晴天となったが、強めの風は吹き続けるコンディションで第2ラウンドが行われ、最終組がハーフターンした。

 首位からスタートした鈴木愛(セールスフォース)は3バーディー、2ボギーの35で回り、通算7アンダーで首位をキープ。3打差の3位から出た19歳の桜井心那(ニトリ)は4連続バーディー、ボギーなしでスコアを4つ伸ばして通算7アンダーで首位に並んだ。

 2打差2位からスタートした地元、北海道出身の小祝さくら(ニトリ)は、2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算6アンダーで首位と1打差3位と優勝争いに加わっている。小祝は今年7月のミネベアミツミレディスで念願の地元初優勝。その後、北海道開催の北海道meijiカップでも3位と健闘。北海道らしからぬ暑さに見舞われた先週のニトリレディスは47位に終わったが「先週のことは忘れました」と前向き。地元の北海道で今季2勝目と節目の通算10勝目へ十分に可能性を残している。

 17年と19年賞金女王の鈴木、今季2勝の新進気鋭の桜井。そして、地元出身の人気プロの小祝が最終組で好勝負を演じ、大会は盛り上がりを見せている。

 昨季の年間女王、山下美夢有(みゆう、加賀電子)は13番まで4つスコアを伸ばして、19位から3打差4位まで順位を上げている。

最新のカテゴリー記事