地元・長崎出身、桜井心那は3オーバー75と出遅れ 後半に風が強まり「対応できなかった」…日本女子プロ選手権


9番、ティーショットを放つ桜井心那 (カメラ・豊田 秀一)

9番、ティーショットを放つ桜井心那 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1日(7日、長崎・パサージュ琴海アイランドGC=6755ヤード、パー72)

 ツアー3勝で地元・長崎出身の桜井心那(ここな、ニトリ)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの3オーバー、75で暫定73位でホールアウトした。前半は5、6番で連続バーディーを奪い、2アンダーで折り返したが、後半の10番で3オン4パットのトリプルボギー。最終18番はダブルボギーとなった。

 プレー後は「前半は良い感じでまとめられていたが、後半は風も出てきて感覚が前半と違うようになった。(グリーンの)砂も目立ち、硬く速く、対応できなかった」とコメントした。

 ジュニア時代から練習や試合で多く回ったコースで、多くのギャラリーから声援を受けながらプレー。「普段の試合とは違うホームコースでの試合だったので、声援は力になった」と感謝した。

 前週は宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ3人目の10代3勝目を挙げ、勢いに乗り地元での試合に臨んだが、苦しい出だしとなった。第2日へ「気負いすぎず、落ち着いてやりたい」と巻き返しを誓った。

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