石川遼「思ったより長引いてしまった」 喉の炎症から2週ぶりツアー復帰


石川遼

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◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第1日(28日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 2週ぶりのツアーとなった石川遼(カシオ)は3バーディー、5ボギーの2オーバー73で85位と出遅れた。

 2週前から抱えている喉の痛みが回復せず、前週のパナソニックオープンは欠場。ANAオープン最終日から大会開幕前日まで一度もクラブを振らないまま、ぶっつけで臨んでいる。前半11番で3パットのボギーを喫したが12番ですぐに取り返し、2アンダーでハーフターン。後半に4つのボギーが重なった。

 「久し振りのゴルフだったけど、思ったよりは、いいゲーム運びができている。後半に160~170ヤードぐらいのラフから立て続けにミスをしたのが、ボギーにつながった。ラフからの距離感を合わせるのにかなり苦しんだ。それがボギーに直結してしまった」と初日のラウンドを振り返った。

 喉の状態については「思ったより、すごく長引いてしまった。肺の炎症がちょっとあったので、気管が…」と明かし、「せきがすごく出る。せきが出るだけで体調は悪くないので、今回、出場したいなと思って楽しみにしてきた」と語った。

 2009年に優勝した大会で巻き返しを図る。「明日なんとかゲーム運びをうまくして、2アンダー、3アンダーぐらいを目指したい。毎日そのスコアを目標にしていた。出遅れてしまったが、がっつり取り返すというよりは、すごく難しいコースなので、しっかりリスペクトしながらというか、警戒しながら、いいゴルフがしたい」と気持ちを前に向けた。

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