星野陸也「さすがに入ったと思った」 数ミリの差…カップに蹴られ1打及ばず


星野陸也

星野陸也

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 最終日(1日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 1打差3位でスタートしたホストプロの星野陸也(興和)は4バーディー、ボギーなしの67で回り、通算14アンダー2位で大会を終えた。「いい勝負をしていたし、ホスト優勝したかった。18番最後、絶好の位置から…ほぼ入ってましたよね。今年イチくらい蹴られた」と悔しがった。

 1打差で迎えた18番。162ヤードの池越えの第2打を9アイアンでピン奥2メートルに突き刺した。入れればプレーオフの可能性があった下りのフックラインのバーディーパットはカップに蹴られ、木下裕太(光莉リゾート&GOLF)に1打届かなかった。「いやー、惜しかった。さすがに入ったと思った。思った所に打てて、8割くらいライン通りで、入ったと思った。本当に数ミリの差」と苦笑いを浮かべた。

 今季から欧州ツアー(DPワールドツアー)を主戦場にしており、4月以来5か月ぶりの日本ツアー参戦だった。バンテリンカラーの緑のポロシャツで最終日をプレー。7番パー4の第2打でカップをかすめるスーパーショットを披露し、15番パー5ではイーグルチャンスにつけるなど、最後までギャラリーを沸かせた。「悔しいけど、木下さんの17番のバーディーが圧巻だった。16、17番のショットはすごいと感じた」。ホストプロは爽やかな笑顔で勝者をたたえた。

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