渋野日向子は77位 パーオン率約44%の内容に「コースどうこうより自分の問題」と厳しい表情


◆米女子プロゴルフツアー ボランティアズ・オブ・アメリカ 第1日(5日、米テキサス州オールドアメリカンGC=6517ヤード、パー71)

 渋野日向子(サントリー)は2バーディー、4ボギーの73で予選通過圏外の2オーバーの77位スタートとなった。前半の14番で4メートルを沈め、バーディーが先行。16番でグリーンを外してボギー、17番パー5は5オン1パットで連続ボギーとし、前半を1オーバーで折り返した。後半の1番で6メートルを決め、バーディーを奪ったが、4番でボギー、最終9番で2メートルのパーパットがカップ右を抜け、ボギーとなった。

 ラウンド後のWOWOWのインタビューで「かなりハードなセッティングで難しさがあったが、それよりもショットが荒れてしまったのですごく残念」と厳しい表情で振り返った。この日はパーオン率44・4%とアイアンショットに苦しんだ。「17番(パー5)で取りたかったけど、セカンドショットをミスしてしまってすごく悪い中、18番で(良いアプローチから)パーセーブできて、1番(バーディー)につながったと思う」。

 パーパットを沈める場面など粘った面もあるが「そこの部分はすごく良かったからこのスコアで抑えられたかなと思うけど、それ以前の問題だった」と厳しく評価。フェアウェーで傾斜の強いコースの感想を問われたが、「コースどうこうより自分の問題」とした。午後組で迎える第2日の巻き返しに向け「しっかり切り替えて頑張ります」と前を向いた。

最新のカテゴリー記事