原英莉花、米ツアー予選会失格後初戦でスコアカードは「めっちゃ見た。出したくない気持ちだった」


18番をバーディーでホールアウトし歓声に応える原英莉花。初日3アンダー首位と2打差8位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

18番をバーディーでホールアウトし歓声に応える原英莉花。初日3アンダー首位と2打差8位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス 第1日(27日、埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)

 通算5勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69をマークし、首位と2打差の8位スタートとなった。

 1番で幸先良くバーディー発進。「気持ちがいいバーディーだったので、2番から自分のショットに集中してプレーができた」。4番で7メートルを沈め、6番まで3連続バーディーで一気にスコアを伸ばした。だが、7番のボギーで「流れを切っちゃった」と唇をかんだ。それでも17、18番を連続バーディーとし、2日目以降へつながる形でこの日を終えた。

 米ツアー2次予選会でスコア誤記のため失格となり、帰国後初戦。スコア提出の際は「めっちゃ見た。出したくない気持ちだった。汗出てきちゃった(笑い)」と確認は普段以上に入念に行ったと明かした。

 この日は午前3時に目が覚めてしまうなど、時差ボケも残る中でのプレーとなった。万全とは言えない状態ながら8位と好スタートを切った。残り2日へ「この結果がどうとかじゃなく、また目の前の一打をどうプレーするかを考えて、また良いスコアで上がれたらいいなと思う」と気を引き締めた。

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