中島啓太が通算18アンダーで単独首位 2打差3位につけた同学年・蝉川泰果と初の決勝ラウンド同組に


通算18アンダーで単独首位に立った中島啓太

通算18アンダーで単独首位に立った中島啓太

 ◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 第3日(4日、兵庫・ABCGC=7217ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、賞金ランク2位の中島啓太(フリー)が通算18アンダーで単独首位に立った。この日は、12アンダーの首位と1打差3位から出て、7バーディー、1ボギーの66。「前半は(バーディーが)1つだけで、8番ではもったいない3パットもあったんですけど、昨日言ったように、最終日の後半が一番大事なので、しっかり焦らずリズムを取り戻せたのが後半の5アンダーにつながったんだと思います」とうなずいた。8アンダーの13位から出た蝉川泰果(フリー)は、8バーディー、ボギーなしの64。通算16アンダーで2打差3位につけた。同学年で、ともにアマチュア時代に優勝経験のある2人だが、決勝ラウンド同組は初めて。中島は「泰果は地元でたくさんのギャラリーがついてくると思うので、それを楽しみたいですし、本当に最後までいい勝負をして、盛り上げられたらと思います」と意気込んだ。

 2位につけたのは、6バーディー、1ボギーの67で回り、17アンダーまで伸ばした佐藤大平(クリヤマホールディングス)。13アンダーの首位で出た前年覇者の堀川未来夢(みくむ、Wave Energy)は、3バーディー、2ボギーの71にとどまり、6位に後退した。賞金ランクトップの金谷拓実(Yogibo)は、4アンダーの30位から出て、67で回り9アンダー17位に浮上している。

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