◆米男子ツアー最終予選会 最終日(18日、米フロリダ州TPCソーグラス・ダイズバレーC=パー70)
最終ラウンドが行われ、2018年米ツアー1勝の小平智(Admiral)は5バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算7アンダーの6位。5位タイまでが得られる来年のツアー本戦の出場権を1打差で逃したが、下部ツアー出場権を獲得した。
国内賞金王の中島啓太(フリー)は70でイーブンパーの45位。上位5人を除く40人が得られる下部ツアーの限定的な出場権を得たが、今季日本ツアーの賞金ランク3位以内の資格で、既に欧州ツアー(DPワールドツアー)の出場権を獲得している。
両選手はラウンド後に以下のように語った。
小平「4日間通して、いいゴルフができたけど、5位以内を目指してやった結果なので悔いはない。QT(予選会)独特の雰囲気があり、2014年に初めて出たが、その時よりいい位置で回っていたので緊張感があった。調子は4日間ずっとキープして、いい感じで回れていたので自信になる。これから何の試合に出るかは分からないが、オフにトレーニングと練習をして備えたい。(PGAツアーでの優勝や優勝争いの経験が)役に立ったし、5位以内に入るという風に思ってやって、そこはブレずに最後までできたのは自分の成長だと思う。最後に追いあげて上に来られたので、優勝争いもできたし、最後で自分らしいゴルフができたのでうれしい」
中島「週末でいいプレーができなかったので、すごく悔しい。これが今の結果だと思うので、たくさん練習をしたい。緊張ももちろんある中、ある程度自信を持ちながらプレーできたが、週末はいいプレーができなかったので悔しい気持ちが強い。弱音も言い訳もしている場合ではないと思うので、来年に向けて調整したい。来年のプランはまだあまり考えていないけど、チームと相談して、自分のベストなルートを(探りたい)。PGAツアーに早く行けるように来年プレーしたい」