松山英樹は9差46位で週末へ 「本当にもう少し」も「結果につながらないもどかしさはすごくある」


◆米男子プロゴルフツアー ザ・セントリー 第2日(5日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7558ヤード、パー73)

 今季開幕戦の第2ラウンドが行われ、松山英樹(LEXUS)は6バーディー、1ボギーの68で回り通算7アンダー。首位とは9打差で、46位のままだった。64をマークしたスコッティ・シェフラー(米国)が16アンダーでトップに立った。

 松山はホールアウト後に中継局のインタビューに応じ「やりたいことの方向性は少しずつ定まっている。それに対してちょっとしたアレンジが必要なところで、どの感覚が一番結果につながっていくかなっていう感じでやっていて、そこはまだ定かではない。本当にもう少しのところまで来ているっていう感じはある。ただ、結果につながらないっていうもどかしさはすごくある」と振り返った。

 2つスコアを伸ばして後半に入ると、10番で残り114ヤードの第2打を90センチにつけて連続バーディー。12番は102ヤードから2メートルに運び、沈めた。その後もチャンスを作ったが、13、14、16番と3メートル前後のバーディーパットはわずかにカップ右へ。18番パー5はバーディーで締めた。

 前日の第1ラウンドに続き、ショットについては手応えを口にした。「迷子になるようなところではない感じはある。どこを意識したらやりたいことが出来るのかっていうレベルには、入ってきている。それがもう少し定まってくれば、上位にいけるかなっていうのはある」と現状を語った。惜しいパットが続き、8番パー3のボギーは3パット。「パッティングが入らない限りは、上位に行けない。今日もミスパットが多かった。明日、明後日と、2日間あるので、しっかり伸ばしていけるようにしたい」。2015年に3位、17年2位、18年4位と好相性のコースでビッグスコアを目指す。

 米ツアーはシーズン開幕を昨季までの9月から1月に再編。ザ・セントリーは年に8度開催される格の高い大会の一つで賞金総額も2千万ドル(約29億円)と高い。2022~23年のポイント上位50人と昨年のツアー優勝者の計59人が予選落ちなしで戦う。

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