古江彩佳「スターウォーズのような」クラブでショット好調…単独首位発進の裏に新兵器


新ドライバーを手に笑顔の古江彩佳(提供写真)

新ドライバーを手に笑顔の古江彩佳(提供写真)

◆米女子プロゴルフツアー ヒルトン・グランドバケーションズ・チャンピオンズ 第1日(18日、米フロリダ州レークノナ・クラブ=6608ヤード、パー72)

 米女子ゴルフの2024年シーズンが開幕した。本格参戦3年目の古江彩佳(富士通)が7バーディー、ボギーなしの65をマークし、単独首位発進を決めた。フェアウェー(FW)キープ率100%と安定したティーショットを披露した。今季からクラブを一新。ブリヂストンスポーツの新製品で、同社の広報によるとドライバーは「今まで使用していたB3の後継品」だという。

 新たな武器に対し、古江は以下のようにコメント。「新しいドライバーは試作品を打った時からかなり進化を感じていたので、使用を心待ちにしていた。スピンが少なくなって(2800→2100)ランが出やすくなったので、飛距離も出るし風にも強いと思う。前に使っていたドライバーよりも直進性があるので、方向性も良くなった気がする。FWキープも今まで以上にしやすくなる」。開幕戦で早くもその効果を発揮した。

 ユーティリティーも新たなモデルを導入した。「新しいH5は球の高さと直進性が優れている。構えた感じもターゲットに対してスクエアに構えやすいです。今回のシリーズはドライバーを含めてスターウォーズのような宇宙を連想させるデザインでかっこいい」と絶賛。この日はパーオン率94・4%と(17/18)をマーク。第2打でも新たなギアを味方につけている。

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