森田理香子、6年ぶりツアー復帰の理由は「ゴルフをする気力が出てきたことが一番でかい」


6年ぶりにツアー復帰する森田理香子が練習ラウンドで笑顔(カメラ・今西 淳)

6年ぶりにツアー復帰する森田理香子が練習ラウンドで笑顔(カメラ・今西 淳)

 女子プロゴルフツアーの今季開幕戦、ダイキンオーキッドレディスは29日から4日間、沖縄・琉球GC(6595ヤード、パー72)で開催される。2013年大会覇者で同年賞金女王の森田理香子(フリー)が27日、18ホールを練習後に会見に臨んだ。6年ぶりのツアー復帰に至るまでの経緯などを語った。

 2018年、シーズン途中で休養に入った。「賞金女王を取って燃え尽きた自分がいた。目標がなくなって気力もなかった」。その後ツアーに出場することはなく、今大会で6年ぶりに復帰する。「休養から1年はゴルフが嫌いで、クラブを全然握らなかった。(ゴルフの)仕事をいただくことが多くて、ゴルフはちょこちょこはしていた。プロを目指す手前の子たちを見ると目がキラキラしていて楽しそうだった」と空白の期間を振り返った。

 昨年、有村智恵が発足した「LADY GOカップ」に誘われ、大会に向けてクラブを一新。練習やトレーニングも行った。「ゴルフをする気力が出てきたことが一番でかい」と復帰に至ったきっかけを明かした。今大会は4日間プレーすることを目標とする。「心臓はバクバクしているけど、失うものはない。今はゴルフを楽しいと思えている。一日一日頑張っていきたい」と意気込んだ。

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