岩井千怜は野球、バドミントン選手と異業種トレでオフに下半身強化 開幕へ「100%の準備を」


◆女子プロゴルフツアー ダイキンオーキッドレディス 練習日(27日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 今季開幕戦を2日後に控え、ツアー通算4勝の岩井千怜(ちさと、ホンダ)が公式会見に臨んだ。予選落ちした昨年大会に続く2年連続の出場で「もちろん優勝したいけど、100%の準備をしていつもと変わらない気持ちで臨むことがベストだと思う。(コースは)ティーショットが難しい。うまく攻略できないと、すぐボギーになってしまう印象」と引き締まった表情で話した。

 2週前にサウジアラビアで行われた欧州ツアーに出場(予選落ち)。前週はタイで開催の米ツアー・ホンダLPGA(13位)を経験した。26日に帰国したばかりで「まだ少し疲れが残っている」としながら「(タイで)ゴルフの内容はすごく良かった」と手応えを明かした。

 オフ期間は所属先のホンダ野球部や、契約メーカーであるヨネックスのバドミントン選手らと異業種トレを行った。「ゴルフだったら、怖がらずに振り切る。(バドミントンでは)フットワークや反射神経を使ったり、今までにないきついトレーニングをした。(下半身強化で)少しずつ成果が出てきた」とうなずいた。

 世界ランクは日本勢8番手の66位。現状で、6月下旬時点での上位2枠がパリ五輪出場切符をつかむため、「五輪も頭に入れながら頑張っていきたい。海外ツアーにチャレンジして、その試合でトップ5もしくは優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

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