西郷真央 大粒の涙「思ったプレーができず悔しかった」 73と伸ばせず13位


◆米女子プロゴルフツアー 朴セリ選手権 最終日(24日、米カリフォルニア州パロスバーデスGC=6258ヤード、パー71)

 首位と3打差7位から出た西郷真央(島津製作所)は3バーディー、5ボギーの73とスコアを落とし、通算4アンダーで13位だった。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「今日は18ホール通して、すごい悔しいプレーだった。思ったプレーができず悔しかった」と大粒の涙を流した。

 強風が吹き荒れた最終日。1番はアプローチを寄せ切れずボギーとした。2、3番もバンカーに入れてしまった。「スタートホールから自分の思った距離が飛んでいなかったり、2番ではラフからフライヤーしてしまって。焦りっていうのもあった。順位というよりは、自分が思ったショットで思った結果を出せなかったことが悔しかった」。

 7番パー5で第3打を1メートルにつけ、この日初めてのバーディーを奪ったが、優勝争いに絡めないまま18ホールを終えた。昨年の最終予選会を突破し、今季から主戦場を米ツアーに移した。今大会が3戦目で、ブルーベイLPGAの12位に続く上位進出。「こういうタフなコンディションのなかで、グリーン周りでしっかりパーセーブをできるように、アプローチの精度や引き出しを増やせるようにしたい」。涙をぬぐいながら、次週へ気持ちを切り替えた。

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