桂川有人が6アンダーで好スタート 2年前は2位「良いイメージのまま優勝争いできたらいい」


10番、ティーショットを放つ桂川有人 (カメラ・豊田 秀一)

10番、ティーショットを放つ桂川有人 (カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ 第1日(28日、三重・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71)

 通算1勝の桂川有人(国際スポーツ振興協会)は後半のアウトで4バーディーを奪い、7バーディー、1ボギーの6アンダー、65でホールアウトした。ショットの調子が万全ではないといい「気づいたらバーディーが来ていて、良くこのスコアで回れたな」と驚いた。

 昨年は米下部のコーンフェリーツアーに参戦し、ポイントランク130位だった。学ぶことも多く「おととしは守って守ってという組み立てだったが、コーンフェリーに行って、違ったゴルフを見せられた。攻めないといけないコースでどんどん前にいく感じで、自分もそういうゴルフをするようになった」と収穫を語った。

 今季は日本ツアーでの賞金王を目標に掲げており、「結果を出せば(再び世界に行く)チャンスも出てくる。目の前の試合、一打を頑張って、道が出てきたら、またそこから考えたい」と冷静に語った。

 22年のこの大会はプレーオフで香妻陣一朗に敗れて2位。「負けてはいるが、良い印象のまま今日もできた。良いイメージのまま優勝争いできたらいい」とコースとの好相性に手応えをにじませ、大会初Vを見据えた。

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