笹生優花、古江彩佳が日本勢トップの13位 笹生は米2勝目ならずも「いい経験になった」 N・コルダが逆転優勝


笹生優花

笹生優花

◆米女子プロゴルフツアー フォード選手権 最終日(31日、アリゾナ州サビル・クラブ=6734ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、首位と1打差の4位から米ツアー2勝目を狙った笹生優花(フリー)は3バーディー、2ボギーの71とスコアを伸ばしきれず、通算15アンダーで13位に終わった。

 笹生は4番まで2ボギーが先行する苦しい展開。その後、3バーディーで何とか巻き返した。試合後はWOWOWのインタビューで「昨日とはまったく違い、寒く雨も降っていた。今日はあまり風がなかった分、距離のコントロールは難しくなかったが、寒かった分、飛ばなかったのでそこが一番の違い」と語った。4日間上位での戦いを振り返り「いい経験にもなりましたし、楽しくできた」と前向きに話した。

 古江彩佳(富士通)はボギーなしの69と伸ばして、笹生と並び13位となった。古江は「すごくいいラウンドができた。雨が降って水を含む中でノーボギーであがれたのは良かった」とした一方、「もう少し上位争いをしていきたかった。2~3メートルのバーディーパットがあと3回くらいあり、それを入れられなかったのはもったいなかった」とも話した。

 71の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が13アンダーの26位。70の西村優菜(スターツ)が11アンダーの35位。73の勝みなみ(明治安田)が8アンダーの56位。70の吉田優利(エプソン)が5アンダーの69位となった。

 65で回ったネリー・コルダ(米国)が20アンダーで逆転優勝した。

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