１８番、第２打を放つ上田桃子（カメラ・安藤 篤志）
◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 第１日（５日、埼玉・石坂ＧＣ＝６５３５ヤード、パー７２）
２０２２年大会の覇者・上田桃子（ＺＯＺＯ）が５バーディー、ボギーなしの６７をマークし、首位発進を決めた。「いい位置からバーディーパットを打てることがすごく多かった。マネジメントが上手くいった」とうなずいた。
昨年末から左手首に痛みを抱える。「安静にするしかないそうですけど、安静にもしていられない」と試合出場を続けている。この日は寒さの影響もあり、「硬くなっている感じはしたので、省エネでと思ってました」と奏功し、好スコアにつなげた。
昨年大会は兵庫・花屋敷ＧＣよかわＣで開催された。石坂ＧＣ開催では“連覇”がかかる今大会。同ＧＣは２段、３段グリーンでピン位置によって攻め方が大きく変わるコースだ。「こういう難しいコースに来ると、マネジメントをしっかりしようというモードに入る。気を抜けないし、割り切れるホールが多い。頭を使う分、いい感じで回れているんだと思う」。３７歳のベテランらしいコースマネジメントで２年ぶり勝利を狙う。