勝みなみ「パットに救われた」 1番で30メートル沈めてガッツポーズ 3打差5位で決勝Rへ


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 第2日(19日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 第2ラウンド(R)が行われ、2位から出た勝みなみ(25)=明治安田=が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算5アンダーで3打差5位で決勝Rへ進んだ。畑岡奈紗(25)=アビームコンサルティング=と古江彩佳(23)=富士通=が2アンダーの21位、渋野日向子(25)=サントリー=は1オーバーの49位で今季初の予選通過を果たした。西郷真央(22)=島津製作所=は74位で予選落ち。アタヤ・ティティクル(タイ)と任津希(韓国)が8アンダーで首位に並んでいる。

 勝はショットが乱調ながらも、小技でカバーして71と伸ばした。上位に踏みとどまり「(得意の)パットに救われた。うまくまとまったかなと思う」と笑顔で話した。1番では30メートル近い超ロングパットを沈めてバーディー発進。ガッツポーズで一日をスタートさせた。

 後半に入ると、11番の第2打が大きく右に飛び出すシャンクに。右の茂みに打ち込んだ。ボールは見つかったが、打てる状態にはなく、アンプレアブルを宣言してボギー。「3~4ホールは引きずって、うまく切り替えることができなかった」と唇をかんだ。

 だが、大胆に発想を転換した。「もう『シャンク出ろ』と。思い切って振ることを意識した」と16、18番のバーディーで終盤に再び順位を上げた。米ツアー初優勝&日本女子4人目のメジャーVを狙える好位置で残り2日に挑む。「メジャーで上位で戦えるのはありがたい。チャンスはある」と言葉に力を込めた。

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