竹田麗央が初Vからの連勝に王手 2位に急浮上の鈴木愛は「同じ選手に2週連続で勝たせるのは面白くない」と闘志


3番ティーショットを放つ鈴木愛(カメラ・今西 淳)

3番ティーショットを放つ鈴木愛(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第2日(20日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)

 首位からスタートした竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダーで首位をがっちりとキープした。前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12~14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた21歳は、ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝へ王手をかけた。初Vからの連戦となる2勝目を第1日から首位を走り続ける完全優勝で挙げれば、ツアー史上初の快挙となる。

 35位から出た鈴木愛(セールスフォース)が6バーディー、ボギーなしの65で回り、首位と3打差の2位に急浮上した。ツアー通算20勝を誇る29歳の鈴木は「同じ選手に2週連続で勝たせるのは面白くない」と闘志満々。鈴木自身が今季、明治安田レディスとVポイントENEOSと2週連続優勝を飾っており、19年には3週連続優勝も経験している。17年と19年の賞金女王は、まさに「女王様」の貫禄を漂わせた。

 悲願の初優勝を目指す27歳の野沢真央(愛知製鋼)も3打差の2位につけている。

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