渋野日向子は71で暫定43位「ショットがもうちょっとチャンスにつくといい」


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 第3日(20日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 第3ラウンドは悪天候によりサスペンデッドとなった。今季6戦目で初の予選通過を果たした渋野日向子(サントリー)は49位から出て、2バーディー、1ボギーの71で、通算イーブンパーの暫定43位。前半は3番パー3で第1打を1・5メートルにつけてバーディーを先行させ、8番パー5では5ユーティリティーで5メートルへ2オンに成功し、2パットでバーディーを奪った。

 後半は11番で第3打を50センチに寄せてパー。16、17番ではそれぞれ3メートル、2メートルのパーパットをしぶとく沈めた。最終18番パー5で2オンを狙った第2打をグリーン手前の池に入れ、ボギー。71のラウンドとなった。

 プレー後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「チャンスはちょっと少なかったかなと思うけど、何とか耐えながらパーパットを沈めることができた中、最後池ポチャしたのはもったいなかった」と振り返った。

 「昨日はパッティングの感覚は良く、今日も引き続き良かった。かなり助けられた。あとはショットがもうちょっとチャンスにつくといいのかな」と内容を分析。「もう少し5メートル以内のパッティングが入ってくれると(展開が)楽だったかなと思う」と続けた。

 18番のボギーの場面については「2オンできるチャンスでミスショットしてしまったのはもったいなかった。ボギーで抑えられたから、明日にはつながる」と話した。自身の今の取り組みについては「もっと自分のやるべきことに集中してできたらいい」と評価を口にした。

 「久しぶりに決勝ラウンドをプレーできるのは楽しいと思いながらやっていた」と第3日を振り返り、「明日も最後なので、しっかり悔いの残らないようにやっていきたい」と最終日に気持ちを向けた。

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