渋野日向子は50位フィニッシュも予選通過で収穫「これから頑張れる理由になる。今年の自分には大事」


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 最終日(21日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、渋野日向子(サントリー)は最終Rを2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算3オーバーの50位で大会を終えた。中継局のWOWOWの取材に応じ、「もっと上に行きたい気持ちは毎週ある。良かった部分もあったし、ダメダメな部分もたくさんあるので、切り替えて頑張ります」と今季初のメジャーを振り返った。

 インから出て15番でダブルボギー先行とした。18番で6メートルを沈めて1つ取り返した。だが、1番でバンカーショットを寄せられず、再びボギーに。流れを崩し、5、7番でもスコアを落とした。8番パー5で第3打を2・5メートルにつけ、バーディーとするも苦しいラウンドとなった。「4日間通してパーオンが少なく大変だった」と肩を落とした。この日のパーオンは5度のみ。それでもパット数は「24」とアプローチで寄せる場面や、シビアなパーパットを沈める姿が多く見られた。

 今大会では今季初の予選通過を果たした。「すごい良かったと感じるし、これから頑張れる理由になる。今年の自分には大事なこと」と収穫の多い4日間となった。「まだ(シーズンは)始まったばかりなので、この良かった部分はしっかり持って帰りたい。また来週もいいところが増えるように頑張ります」と次週のJMイーグルLA選手権(カリフォルニア州・ウィルシャーCC)へ笑顔で向かった。

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